最近のBluetooth機能を使う上で、情報として欠かせないのが
「SCMS-T」規格。
これは、著作権保護技術の規格で音楽データの転送の際に
不正なコピーを防止する為のものです。
携帯電話のワンセグの音声や、SCMS-T対応音楽携帯電話
の音楽を楽しむことができます。
Bluetooth携帯電話では、機種によりSCMS-Tが採用されてお
り、これらの機種でSCMS-T未対応のBluetoothヘッフォンでの
音楽再生はできません。
また、ワンセグの音声はSCMS-Tを採用している為、同様にSCMS-T未対応のBluetoothヘッドセットではワンセグの音声
や音楽再生もできません。
Bluetooth対応機に対しSCMS-T対応のBluetoothヘッドセット
でなければ音楽を聞く事は出来ないのです。
SCMS-T規格では、音楽情報等のコピーは一回が原則となっ
ているらしく、携帯で音楽を購入してダウンロードをすると、そ
の時点で自分の携帯に一回コピーしたと判断されます。
その音楽をBluetoothヘッドフォンに送信して聞くわけですが、
携帯内の音楽をBluetoothで飛ばす事がコピーと判断する為、
音楽情報が出力されないというものなのです。
ワンセグは聞けるけど音楽が聴けないというのはそこにあります。
これは、東芝が作った規格のようで日本国内のみ採用してい
る規格であり、PLANTORONICSやJABRA等の海外メーカーの
Bluetooth製品には適合表というものがありません。
基本的に国内メーカーではSCMS-T対応と記載されている
ヘッドセットなら使用可能です。
ただし相性の問題もある為購入前に、自分の携帯機種の記載
がない商品を購入する場合は必ずメーカーに問い合わせする
事をお奨めします。